ニュース

国葬の費用16億!内訳は警備費と接遇費!実際はさらに税金が?【安倍元総理】

今月27日に行われる安倍元総理の国葬。その費用の合計が「16億5千万円程度」になりました。

とてつもない金額になりましたが、こうなると気になるのがその内訳。

内訳としてこのたび追加されたのは警備費と接遇費ということですが、これらは一体どのようなものなのでしょうか?

これまでの報道で判明している国葬費用の内訳や詳細も含めて、まとめてみました。

国葬費用16億の内訳は?

国葬費用16億の内訳として現在分かっているのは以下の通り。

会場となる日本武道館
  • 警備費 8億
  • 接遇費 6億
  • その他 1000万円
  • 会場である日本武道館の借り上げ料約3000万
  • 会場設営費など 約2.1億

か〜なりざっくりしてますね・・・笑

とくに今回追加された警備費と接遇費が、総費用16.5億のうちのほとんどを占めているカタチ。

内訳にある警備費と接遇費とはなにか?

そしてなぜそこまで費用がかかるのでしょうか?

内訳の警備費と接遇費ってなに?

まず警備費はその名の通り、各国の要人を多く含む参列者を危険から守るための費用。

とくに海外から参列する190以上の代表団のうち、首脳級が含まれる50程度に特別な対応が必要との見込みがあるようです。

連日、様々な国の「安倍元総理の国葬不参列」が報道されていますが、それでもまだこんなに参加者、参加団体が居るんです。

不参加で騒がれるってことは、つまりそういうことなんでしょうけど、やはり各国にとっては重要なイベントには違いないということでしょう。

次に接遇費ですが、接遇とは

相手(お客さま)を理解し、適切に迎える応対

相手を「もてなす」「思いやる気持ちをもって応対する」という意味合いが強い

という意味をもちます。

「対応する」というニュアンスの強い接客に対し、

接遇は相手を理解した上で、適切におもてなしするという感じ。接待と少し似ているでしょうか。

「ただの葬式なのに、もてなしが必要なのか??」

という疑問がある方もいるようですが・・・ここも意見が分かれそうです。

しかし安倍元総理の国葬である以上、普通の葬儀とは違うわけで、政治的意味合いはどうしても強くなります。

主催する日本も、参列する他国も、様々な思惑や意図があるでしょうからね。

内訳として接遇費がかさむのは、致し方ないのかな・・・とも感じています。

実際はさらに税金が?

今回算出された総費用の16.5億、そしてその内訳はあくまで概算によるもの。

実際にはもっと費用がかさみ、国民が収めている税金が注ぎ込まれるのではないかという見方も強まっています。

ちなみに、2020年に行われた中曽根康弘元首相の葬儀は内閣・自民党の合同祭でしたが、費用は政府と自民党が折半しました。費用は約1億9300万円で、政府は9650万円を負担しています。

さらに2000~2007年までの間に4人の元内閣総理大臣の合同葬が行われていますが、2004年の鈴木善幸氏の1億900万円を除き、1億5000万円台が必要でした。
 
こうみると、過去の国葬と比較して安倍元総理の国葬費用は「ケタ違い」。

規模の大きさを感じざるを得ず、過去のデータはあまりアテにできないかもしれませんが、 実はこれらの国葬も開催したあとに想定以上の費用がかかっていたことが判明したんだとか。

東京五輪でも予算の算出がかなり甘かったですし、すでに国民から不信感を抱かれていると言えそうです。

安倍元総理の国葬費用16億に対する反応

様々な反応があったなかですが、やはりややネガティブなものが多かった気がします。

あとは国葬自体には反対しないけど、16億の内訳をしっかりと教えてほしいというつぶやきも目立ちました。